2006年04月09日

天国のばーちゃんへ。 ※ちょっと悲しい日記です

dd962178.jpg今日、母方のばーちゃんが亡くなりました。
91歳でした。

1ヶ月ほど前から肺炎で入院していたのだけれど、最近はだいぶ回復してきていました。でも、今朝とつぜん様態が悪化してわずか数分の間に亡くなってしまったそう。でも、苦しむことなく大往生でした。

ばーちゃんはとにかく明るくて“ひょうきん(自分でもそう言っていた)”な人でした。母が中学生くらいのときに病気で視力を失ってしまったのだけれど、決して落ち込まず、いつもラジオを聴いては、面白い話を孫の僕たちに聞かせて笑わせてくれていたのを覚えています。

実際、昔のアルバムを見ても、写っているのは笑顔の写真ばかり、本当に、「美しい」と思えるばーちゃんでした。先日、僕がお見舞いに行った際はちょっと苦しそうでしたが、それでも、看護婦さんに怒られるくらい大きな声でずっとしゃべっていた。そんなばーちゃんなんです。今朝も亡くなる数分前まではちゃんと会話していたらしい。

そんなばーちゃんはこの数年間、老人ホームで俳句を作っていました。全部で100首以上?を作っていて、今日それらを初めてゆっくり読みました。ばーちゃんは12年前に亡くなったじーちゃんの事がとてもとても大好きだったので、その想いを綴った俳句が多かった。あとはやはり子供達や孫達の成長を回想したものでした。いくつか紹介すると、


「ローマ字で Sという字を 重ねたい」
(ばーちゃんとじーちゃんのイニシャルがSでした)

「夜もすがら 眠れぬ夜は 五、七、五」
(じーちゃんを想った句。市で表彰されたらしい?)

と、こんなに切ない句もあれば、


「小渕さん 就任早々 責められる」
など、時事とはいえ確実にウケを狙ってそうなものまで。色んなばーちゃんの想いを目の当たりにして、母の手前しっかりしていなきゃとは思いながらも目が潤んでしまいました。


そんなばーちゃんに会ったのは、この間のお見舞いが数年ぶりでした。僕が幼い頃は毎年夏になると母と一緒に実家に泊まりに行っていたのですが、社会に出て、特にこの数年は仕事の忙しさもあり、行こう行こうと思いながら行動に移せていませんでした。

また、詳しくは次のエントリで書きますが、実はじーちゃんは森永製菓(株)のマーケティング役員だったんです。今日、自分の記憶の中にしかなかった、じーちゃんの書斎の蔵書(昭和30年代の日本のマーケティング古典が本棚一杯にありました)や、じーちゃんの著書/訳書がきちんと保存されていたのを発見して思わず涙が止まらなかったのですが、いま僕がじーちゃんと同じマーケティングの仕事に携わっていることをばーちゃんにきちんと報告できなかったのがすごく残念でした。そして何より、早く転職の報告をして喜んで欲しかった・・。


ばーちゃん。ずっと会いにいけなくてごめんなさい。でも今日、じーちゃんとばーちゃんの想いは、ちゃんと受け取りました。これから僕は家族と共に母を支えながら、僕自身としてはじーちゃんのような、日本のマーケティングの歴史に名を残せるような人物を目指して一刻も早く新しいスタートを切ります。

ばーちゃん。じーちゃんと12年間離ればなれだったけど、これで今日からまた一緒に生活できるね。どうか、そのままの明るい笑顔で、僕たちを天国から見守っていて下さい。


ばーちゃん。今まで、本当にありがとう。



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この記事へのコメント
泣いちゃいました><
ヒトの命って、本当に尊いですよね・・・
私もいま実感してるので、
気持ちすごくわかります。
天国でお元気でいてください^^
Posted by りの at 2006年04月10日 00:51
この度のご不幸、心よりお悔やみ申し上げます。
自分も大のおばあちゃんっ子だったので、読んでいて思わず泣いてしまいました。
 どうか気を落とされないように。
 
Posted by Mio大姐 at 2006年04月10日 00:53
素敵なおばあさまですね。ご冥福をお祈りします。
私もばーちゃん子なので、思わず自分と重ねてしまいました。
まだまだ健在なので、じじばば孝行は出来る限りしておかないとね。
Posted by yukio at 2006年04月10日 00:53
まずは、お婆様に「お疲れ様。」大往生ですよ。
本当に素敵な方だったんですね。

うちは昨年正月過ぎに93歳で他界しました。
でも最後の方、6年間は痴呆で誰が誰かわからず、
最後3年間はほとんど意識もなかったので、
亡くなられる直前まで気丈に話していた、というのは
幸せだったんじゃないかと思います。

ご冥福を心からお祈り致します。
転職もこれからいい報告ができるといいね。
Posted by よーこちん。 at 2006年04月10日 01:05
私も、祖父が建築士として成功を収め、自分の会社をつくりマンションを二つに、山を一つ残しました。

戦後の何も無い時代に、多くの人に夢を与える劇場を作りまくって、天皇から勲章まで貰いました。

だから、私も夢を与える仕事をしています。ウェブサイトはこれからの時代、劇場であると思います。

結果を出していって、先人に恥ずかしくない仕事をしたいものですね。

結局仕事は、お金ではなくて誇りでするものですからね!
Posted by decoy at 2006年04月10日 01:12
ご冥福を心からお祈りいたします。苦しまずに逝かれたのはよかったですね。
Posted by さとえ at 2006年04月10日 01:14
ご冥福を心からお祈りいたします。
涙がでた。。
でも、おばぁちゃんは、素敵な人生歩んでたと思ったよ。
人生を謳歌できるって、ホントに素晴らしいことだと思う!
Posted by レーコ at 2006年04月10日 09:10
FOOMIN'・・・悲しいよねぇ・・・。

でも、これからずっとそばで見守っててくれるよ。

私も1年近く前、大好きだった祖父が他界しちゃったけど、
(大往生だった)和尚さんに「たまに思い出してあげるのが
供養になりますよ。」って言われたよ。
だからたまに思い出してあげて、就職報告もしてあげてね。
何より、おばあちゃんがこの日記見たら喜んでると思う。
おばあちゃんはFOOMIN'みたいな孫がいて幸せだったよ、きっと。

偉大なおじいちゃん、おばあちゃんだったのね。
FOOMIN'も頑張らなきゃね!!

うちの地元は大往生で逝った場合、葬式後の食事が宴会になるんだよ。
オメデタイことだし、それにあやかれるように、おひねり貰うんだよ。
(ちょっとした小話)

ご冥福をお祈りいたします。
Posted by LICCA at 2006年04月10日 12:00
同じくおばあちゃん子。読んでいて色々思い出したよ。
フーミンの事、おじいちゃん&おばあちゃんは絶対見てるって!!
そして絶対守ってくれる!!

だから2人の事は忘れないでね。

ご冥福を心からお祈り致します。
Posted by miju at 2006年04月10日 12:49
 うわーーーん!!!
感動したよーー(><)
おばぁちゃん、素晴らしい人だね。
フーミンの人柄も伺えました・おばぁちゃんは、フーミンの気持ちわかってると思うよ〜。
天国でも、祝福されて迎え入れられてるよ〜きっと☆
Posted by さやか at 2006年04月10日 13:17
ご冥福を心から深くお祈りいたします。

ほんとに昔の人は今の人より遥かに素晴らしいと思いますよ。戦争を経験した人たちは何もない時代に辛抱強く耐えてきたひとですものね。
自分も父方の祖父、祖母と一緒に生まれたときから育ってきた。というより両親が友働きだから幼い頃からおじーちゃんとおばーちゃんに育てられてきたんだす。(おばーちゃんは4年前に亡くなりましたが)
おばーちゃんってホントかわいいし、一緒にお茶を飲んではお話ししてたこと今でも思い起こします。
foominさんもおばーちゃんのことそれだけ想えるんだから、おばーちゃんはもっとfoominさんを想っていると想います。大したものですよ!
きっとこれで天国のおじーさまと一緒になれて、これからも今まで通り孫を気に掛けてくれると思いますよ。
これからも「おばーちゃん」のこと大事にしてください。
Posted by chao at 2006年04月10日 13:27
すてきなおばーちゃんだね。
いい年の重ね方をしたことが伝わってきます。
職業柄、幾度も人生の終わりを見てきましたが、すべての人が幸せな終わりではないことを感じていました。
でも、自分も家族もふーみんのおばーちゃんのようないい終わり方をしたいな〜と改めて思いました。
Posted by アロハ at 2006年04月10日 17:43
そかぁ。おばあちゃん亡くなられたのねぃ。ご冥福お祈りします。。
とっても素敵なおばあちゃんだね。きっとfoomin’の思いは伝わってるはずだょ。
Posted by ともこ at 2006年04月10日 19:30
俳句を書くなんて一途で素敵なおばあちゃんだね!!
ミドも、孫にこんな日記書いてもらえるような、そんな素敵なおばあちゃんになりたいなぁ。。
Posted by ☆みど☆ at 2006年04月10日 19:50
心からご冥福申し上げます。
ホントに命とは尊いものですね。残された者にとって、人の死、別れとは辛く悲しいものですが、FOONINのおばあさまの様に、明るく楽しい人だったと惜しまれながら送られるという事は、それだけ素敵な人だったという何よりの証ですね。FOOMINも(私もですが)そのような人になれるよう日々精進しましょうね!
Posted by りえぞう at 2006年04月11日 02:12
ご冥福を心から深くお祈りいたします。

今頃きっと、大好きなおじいちゃんと、のんびりしながら、家族の事、見てくれているんじゃないかな。。。。
この日記みて、ふたりで微笑んでるようなそんな気がします。
Posted by サトコ at 2006年04月11日 02:32