
'84年のハーゲンダッツ以来20年ぶりに、外資アイスクリームチェーンが日本に上陸します。
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■<アイスクリーム>米の巨大チェーンが日本上陸
全米で1000店を展開する巨大アイスクリームチェーンが来月3日、日本に上陸する。国内のアイスクリーム市場は10年近くに及んだ縮小基調が、ようやく上向きに転じ始めたばかり。84年にハーゲンダッツが日本法人を設立して以来の外資参入で、競争相手は増えるが、業界では「よい刺激になる」(日本アイスクリーム協会)と、冷え込んだ市場活性化への期待を高めている。
新参入するのは、コールド・ストーン・クリーマリー(CSC)。六本木ヒルズに1号店をオープンする。マイナス9度に冷やした石「コールド・ストーン」の上で、客のオーダーに応じてナッツやチョコチップなどをアイスクリームに混ぜ合わせて提供する。1人あたりの販売単価は400〜600円になる。石原一裕CSCジャパン社長は「デザートを食べたいときに真っ先にアイスクリームを思い浮かべてもらえるようになりたい」と意気込む。09年末までに首都圏で150店舗の展開が目標だ。
同協会によると、アイスクリームの販売額は95年の3879億円から03年は3322億円まで下がり続けた。ケーキやデザート類など、消費者のし好が多様化したことなどが原因だが、業界関係者は「在庫を増やせないため値引きし、売上高を落とすという悪循環に陥っていた」という。
しかし、昨年は猛暑に加えて、ハーゲンダッツジャパンが、若い女性をターゲットにしたぜいたくな「パルフェ」をコンビニ限定で売り出すなど高級なアイスクリームが多く発売され3541億円まで持ち直した。
カップの高級アイスをコンビニなどで販売するハーゲンダッツジャパンは「ぜいたくな商品も消費者に受け入れられ、市場はもち直してきた。新規参入で、アイスクリームへの関心が一段と高まってくれれば」と話している。(毎日新聞)
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アイスなのになぜ「秋」?という声もありそうですが、アイスクリームは季節性の強い商品なので、冷夏などの季節要因で大幅な業績不振になる可能性があります。天候に左右されない導入時期としてこの時期を選んだと考えるのが妥当でしょう(来年夏の本格稼動に向けての運営ノウハウの蓄積という見方もあります)。
CSC六本木店店長、渋谷氏のブログ
・コールドストーンクリーマリー渋谷店長のひとことブログ
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